このことに異論を唱えるひとは多くはないと思います。「国際化」という言葉もそれ自体どこか古めかしさを感じさせるほど、現代人の生活そのものが世界の動きと密接に関係していることもあるので当然のなりゆきでもあります。しかし、英語や英会話の重要性 ー 分かっちゃいるけどなかなか始めることができない。始めてはみたものの進歩の度合いに満足が行かない。そんな人も多いはず。現在、少しずつ改善されてはきましたが所謂、使える英語にさほど力を入れてはいなかった時代の学校教育英語が、実戦で全く通用しなかったという経験をされた方も少なくないと思います。非英語圏者の主に海外留学希望者が受験する2010年TOEFL iBT受験者のアジア国別の得点ランキングがあります。(下図)日本の場合、多くの企業でTOEICを英語力の指針としているので全日本という尺度で見ればもっとレベルが上位にあるはず・・などと考えず紛れもない1つの事実であることは認める必要がありそうです。
一般人にとって英語や英会話とはどのような意味をもつものなのでしょう?それを習得することの目的は何なのか?多くの人にとって外国語、とりわけ英語や英会話を習得する目的は単純明快だと思います。それを使って自分の行動範囲を広げ、世界に友を、ビジネスを、学問や研究を・・・を追求し広げていくための道具。まさにコミュニケーションツールであるはずです。学んだ結果、使うことのできない英語となってしまっては目的達成からは逸脱してしまっていることになります。英語のレベルや英会話の上達をどれくらいの期間をかけ、どの程度まで身につけて実践的なものにするか目的を明確にし、期間ごとのゴール設定が必要となります。必要性を明確にすることによって学び方の戦略も自ずと見えてきます。
仕事で使う英語や英会話、海外旅行で使う英語や英会話、何れのシーンであれ、それは自身の置かれたそれぞれの環境を深め拡げてくれる重要なコミュニケーションツールであることはどなたも否定するところではないと思います。外国語、とりわけ英語や英会話の習得を考えたとき、最も優先し実践すべきは英語耳をつくることー「聴くこと」のトレーニングを通じ英語や英会話と自身の親和性を強化することが最も重要且つ優先すべき学習方法であると私たちは考えています。習い事も強いられてのめり込んでいくパターンもありますが、大概の場合何らかの「出会い」がそのきっかけとなる場合も多いと思います。「出会い」、「面白さ」があって「継続」に繋がり少しずつ上達していきます。難しいシステム、時間制約のあるカリキュラム、高額な授業料など予めのハードルは低い方がより多くの方々に取り組んでいただける。音声ペンのパイオニア企業アファヤ社製「ペンボイス」はこの発想をもとに開発された画期的な音声再生用デバイスです。1日例えば5フレーズ、否3フレーズでも構いません。それが自然と口から出てくるようになるまでPractice makes perfect!!・・・・「コツコツ勝つコツ」です。
世の中には優れたCD教材がたくさんあります。記録媒体としてのCDは最大で99トラック分の記録ができます。言い換えれば、1枚のCDには音楽であれば99曲、語学教材であれば99章(レッスン、チャプター)までの容量を記録することができるわけです。従って、英語のCD教材の場合には『トラック単位=レッスン』での音声編集がなされていて、1回にリスニングするにはとても長いものにならざるを得ません。仮にフレーズ単位、いわんや単語単位で音声編集された教材があるとすれば、1つの教材でCDが数十、数百枚というものになってしまい、使い勝手のとても良くない教材となってしまいます。前述した、日本語には無い英語特有の発音である、Reduction, Flapping, Linkingなどは何度も繰り返し聴いてそのリズムを身に付けるには、聞き取れない箇所を繰り返し聴く。そうすることが英会話の基礎力を強力なものにすることに繋がるのです。
ペンボイス学習の特徴として聞き取れないフレーズや単語を何度でも繰り返し聴くことができます。これはCD教材とは機能的に大きな違い。よくありがちなことですが、章単位など比較的長い単位での聞き取りは、学習中に参照する訳文を覚えてしまうことがあり、この章はこのことを言っているのだと、言ってみればページに記憶した日本語訳を参照してしまう傾向があります。実際の会話は当然のことながら選択問題形式でなされているわけではなく、何を言っているのかその瞬間に理解し、あるいは理解できない場合であれば相手に表現方法を変えてもらうなどすることによって会話のキャッチボールをします。理解していないのに意味不明な笑いで会話を進めることは会話力向上に対しての阻害になるだけでなく相互理解に全くつながることはないので良く意識することが重要です。
「ペンボイス英会話トレーニングポケットブック日常生活会話基本編」は中学校で学んだ単語や文法を中心に構成されています。平易な内容でありながらとても実用的な内容が場面別の会話や単語集で構成されています。いままで多くの教材をお試しされた方、是非、腰を据えて本書とペンボイスを使ってイヤというほどやってみてください。スポーツも上級者と初心者は同じ技 ― 例えばサッカーであればドリブル ー はできます。しかし、両者には大きな差があるのと同じことです。聞き取りができれば会話は次第にできるようになっていきます。何故なのか? 既にご説明しました、英語(特に米語)特有の会話時の単語発音パターンでもある、reduction、flapping、linkingなどに慣れ、同じように発音ができる経験を経て自分自身の英語が通じ、また英語話者の発音が聞き取ることができるようになってくるからです。本書とペンボイスのコンビネーション学習は、どこが分からなかったのかを自身で知ることができ、「聞き取りできたと思う」、「理解できたと思う」といった思い込みを無くしてくれます。
ポケットブックのフレーズや、単語をペンボイスでタッチするたびにその英語再生を繰り返します。聞き取りづらいフレーズや単語はこのモードで徹底的に。
ポケットブックのフレーズや、単語をペンボイスでタッチするたびにその英語・日本語の順に再生を繰り返します。英語の意味がまだよくわからない、或いは「英語モード」での学習時に意味を確認したい時などにお使いいただけます。
フレーズ毎、単語毎の学習とは異なり見開いたページ(2ページ)を英語で読み通します。会話全体の理解を促進するのに有効です。通勤、通学の車中などでの学習にも便利です。
フレーズ毎、単語毎の学習とは異なり見開いたページ(2ページ)を英語・日本語の順番で通し読みをします。会話全体の理解を促進するのに有効です。通勤、通学の車中などでの学習にも便利です。
世の中には数多くの素晴らしい語学学習CD教材やCDテキスト書籍が販売されています。しかし、何れの教材もトラック単位でテキストの音声収録をしているので当然トラック単位でしか音声再生をすることができません。これは録音再生媒体としてのCDのもつ特性でCD1枚には最大で99トラックまでしか収録することができないというのが理由です。音源をMP3などで再生しても同様にトラック単位で最大99トラックを再生するのです。一方、音声ペン「ペンボイス」は対応している教材の全ての音声データをフレーズ毎に再編集しています。ですので、トラック単位はもちろん、短いフレーズ単位の音声再生も紙面に軽く触れるだけで実現。頭出しの手間が不要なのでプレイバックするストレスが全くありません。聞き取れないところを何度も反復リスニングすることにより、1語1語まで理解できる外国語を聴くことのできる耳をつくります。
CD教材はトラック単位で音声収録。だから、音声再生もトラック単位。
CD教材でフレーズのリピート学習は・・・